■ 事業概要 ■
①海の貝とは? (精神障がい者福祉施設)
心の病気を持つハンディキャップを乗り越え、働くことや仲間との交流などを通じて、
社会参加と自立を達成するための通所施設です。
水産加工会社(マルト奈良岡)で職親制度を利用していたメンバーが中心になって
自助グループ「海の貝」を結成。同社の理解と協力の上、場所と作業の提供を受けて
平成15年4月1日に開所いたしました。

②「海の貝」名前の由来
作業所が出来たとき、海産物を利用した製品を作っていたので、
「海の恵み」をいただくということで「海の宝石」と名付けた。
でも、名前が長いし堅いので「海の貝」では、どうかという意見が出たので、この名称となりました。
精神障がい者は発病してから、何年も怠け者のように寝てばかりいる生活を送っていたという人が、
ミーティングをしてわかったので「まるでがっしりと口を閉じてじっとしている貝の様だ」、
「薬を飲み続けなければいけない生活する自分たちは、まるで口をパクパク開けて、
海の中を泳いでいる『貝』のようだ」という、エピソードから
「~のかい」を「~の貝」という漢字にしました。